早期胃癌研究会
2003年3月の例会から
西俣 寛人
1
,
斉藤 裕輔
2
1南風病院
2旭川医科大学第3内科
pp.1354-1356
発行日 2003年8月25日
Published Date 2003/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403100784
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2003年3月の早期胃癌研究会は3月19日(水)に一ツ橋ホールで開催された.司会は西俣寛人(南風病院)と斉藤裕輔(旭川医科大学第3内科)が担当した.mini lectureは下田忠和(国立がんセンター中央病院臨床検査部)が「大腸癌と胃癌の相異」と題して行った.
〔第1例〕76歳,男性.胃壁内転移を来した胃癌(症例提供:東海病院内科 丸田真也).
前庭部に2~3型の胃癌様所見がみられ,胃原発癌か膵癌の胃壁への浸潤癌かの鑑別が必要であり,胃体部小彎にも粘膜下腫瘍様の隆起性病変があり,多発性胃癌か胃壁内転移かの診断が必要な症例であった.読影は長浜(早期胃癌検診協会)が行った.
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