増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
免疫学的検査
サイトカイン
IFN(インターフェロン)
岡本 哲郎
1
,
渡辺 直樹
1
,
新津 洋司郎
1札幌医科大学医学部第4内科
pp.690-691
発行日 1994年10月30日
Published Date 1994/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909989
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IFN測定の意義 インターフェロン(interferon:IFN)は当初,抗ウイルス作用を有する物質として発見されたが,その後,抗腫瘍作用1),免疫調節作用,細胞表面抗原の発現増強作用などを発揮するサイトカインであることが明らかにされている.
すなわち,ウイルスによる感染症のみならず,免疫系の関与する疾患において病態の形成,修飾に関与していると考えられる.
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