増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
免疫学的検査
感染症関連検査
ウイルス抗原・抗体検査
C型肝炎ウイルス抗体および遺伝子
上村 朝輝
1
1新潟大学医学部第3内科
pp.527-531
発行日 1994年10月30日
Published Date 1994/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909928
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C型肝炎ウイルス(HCV)の遺伝子がクローニングされて,HCV抗体の測定系が確立した1)結果,C型肝炎の診断や病態の把握が飛躍的に進歩した.
さらにpolymerase chain reaction(PCR)法によるHCV-RNAの測定も可能となったため,ウイルス血症をより直接的に証明できるようになり,インターフェロン治療における効果判定にも有力な指標となっている.
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