増刊号 誰でもわかる遺伝子検査
Ⅱ.各論—遺伝子検査はどういうときに必要なのか
3.応用編—遺伝子検査を利用する
1)感染症
(2)C型肝炎ウイルス
三田村 圭二
1
1昭和大学医学部第2内科
pp.1004-1008
発行日 2002年9月15日
Published Date 2002/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543906341
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はじめに
感染症における病原体の検索に遺伝子検査はますます有用となっている.感染症の解明には病原体の検出・同定と感染個体の免疫応答により産出される主として液性抗体の検出測定がなされている.感染症における遺伝子検査は病原体の遺伝子そのものを検出し,その感度と特異性は高い.
C型肝炎ウイルス(hepatitis C virus;HCV)感染においても遺伝子検査が主体となっている.
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