増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
内分泌学的検査
下垂体
GH(成長ホルモン)
對馬 敏夫
1
1東京女子医科大学内分泌疾患総合医療センター内科
pp.353-354
発行日 1994年10月30日
Published Date 1994/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909857
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検査の目的・意義
血中あるいは尿中GH(growth hormone)の測定は,下垂体のGH分泌能を評価する目的で行われる.下垂体性小人症,末端肥大症の診断,治療効果の判定に不可欠である.また,各種の視床下部下垂体疾患では,GHの分泌はゴナドトロピンと並んで早期に分泌が障害されるので,視床下部下垂体機能の指標の一つとなる.
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