増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
血液生化学検査
酵素および関連物質
心筋・肝関連
ALPとそのアイソザイム
佐藤 芳之
1
,
池田 有成
1
1東京厚生年金病院内科
pp.90-92
発行日 1994年10月30日
Published Date 1994/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909763
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検査の目的・意義
血清アルカリフォスファターゼ(ALP)は肝,骨,胎盤,小腸に由来しており,主な検査目的としては,①肝・胆道疾患,特に胆汁流出障害の有無,②骨新生の状態,③胎盤機能の状態,などを知ることである.また,ある種の腫瘍細胞からも産生され,腫瘍マーカーとしての意義もある.
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