増刊号 図解 診療基本手技 第2集
診療手技
穿刺および生検法
腎生検法
戸村 成男
1
,
丸茂 文昭
2
1中野総合病院・内科
2東京医科歯科大学医学部・第2内科
pp.225-227
発行日 1992年10月30日
Published Date 1992/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909689
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●適応
以下に述べる1)〜5)のような腎疾患の診断,予後判定,進行の監視,適切な治療法の選択に腎生検は有用である.慢性腎不全では出血などの合併症の危険が高いこと,また硬化性病変を示す例が多く,原疾患の鑑別診断が困難であることから,一般に腎生検の適応とはならない.
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