血液疾患診療メモ
血液疾患で見逃されやすい検査値の異常
岡田 定
1
1昭和大学藤が丘病院・血液内科
pp.556-557
発行日 1991年3月10日
Published Date 1991/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909635
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血液疾患に伴って検査値の異常を認めることは多い.しかし,その異常が重大な血液疾患を示唆しているのに見逃していたり,生体内には異常がないのに検査値が偽性の異常を示して診断を誤ることもある.1)血清膠質反応の異常,2)血沈,CRPの異常,3)検査値の偽性の異常,の3つについて概説してみたい.
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