今月の主題 腹部エコーToday
腹腔内臓器における腹部エコー法の役割
消化管腫瘍
山中 桓夫
1
1自治医科大学大宮医療センター消化器内科
pp.1567-1569
発行日 1998年9月10日
Published Date 1998/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909397
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ポイント
●消化管腫瘍の超音波検査には,体表走査によるルチン検査,脱気水充満法を用いた検査,体内走査による超音波内視鏡検査,細径超音波プローブを用いた検査がある.
●ルチン検査で描写される腫瘍は悪性腫瘍の可能性が高く,部位をできる限り明確にするとともに,リンパ節腫大・肝転移の有無なども同時にチェックする.
●体内走査は精密検査法であり,腫瘍の局在部位・範囲の評価,腫瘍の質的診断もある程度可能とする.
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