今月の主題 腹部エコーToday
腹腔内臓器における腹部エコー法の役割
肝細胞癌
真島 康雄
1
1真島消化器クリニック
pp.1516-1518
発行日 1998年9月10日
Published Date 1998/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909385
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ポイント
●直径15mm以上ではnodule in nodule,隔壁エコーなどによるモザイクパターンや門脈,胆管内の腫瘍栓に注意する.
●直径15 mm以下ではbright loop,後方エコーの増強などの所見の判読でなく,描出がポイントである.それには7.5MHzプローブの使用が有用となる.
●最近では質的診断や経過観察に,カラードプラは不可欠で重要な位置を占めている.
●通常のエコーの現在における役割は,小さいものを(1cm以下)見つけて,サイズや内部エコーの変化を精密にフォローすることである.
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