今月の主題 循環器疾患の低侵襲治療
心不全と心筋症
心室縮小形成術(Batista手術)
須磨 久善
1
1湘南鎌倉総合病院心臓血管外科
pp.1426-1428
発行日 1998年8月10日
Published Date 1998/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909368
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ポイント
●ブラジル人外科医Randas Batistaが考案した心室縮小形成術(Batista手術)は,拡張型心筋症(DCM)に対する新しい治療の一つとして注目されている.
●DCMに対しては,薬剤治療か心臓移植治療というかけ離れた両極端な治療しかなかったが,このギャップを埋める治療法で,DCM未期患者に大きな福音となりうる.
●しかし,その機序,症例の選択など未だ不明な点があり,解明していかなければいけない課題も多い.
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