今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療
治療の最前線
心不全の外科治療—左室縮小術を中心に
堀井 泰浩
1
,
須磨 久善
2
,
磯村 正
2
1京都大学医学部附属病院心臓血管外科
2葉山ハートセンター
pp.1690-1692
発行日 2001年10月10日
Published Date 2001/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908332
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ポイント
内科治療が限界に達した末期的心不全症例は,補助人工心臓(VAD)および心移植が適応となるものの,VAD装着には限界があり,心臓移植は再開されたが,ドナー心は不足しており,自己心修復治療が見直されている.僧帽弁手術・左室内パッチ形成術(Dor手術)および左室縮小形成術(Batista手術)につき解説する.
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