今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉
卵巣がん,外陰がん,再発悪性腫瘍
外陰がんに対する縮小手術
有吉 和也
1
,
齋藤 俊章
1
1独立行政法人国立病院機構九州がんセンター婦人科
pp.357-362
発行日 2017年4月10日
Published Date 2017/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208984
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●縮小手術の術式を決めるためには,①原発巣の切除をどのように行うか,②所属リンパ節の郭清あるいは生検をどの範囲にどのような術式で行うか,の2点を考慮する.
●原発巣の大きさ,浸潤の深さ,占拠部位,組織型によっては,鼠径リンパ節郭清の省略が可能である.
●多くの場合鼠径リンパ節郭清は分割切開法に縮小することが可能である.しかし,郭清を行う場合は深鼠径リンパ節までの郭清が必要である.
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