今月の主題 経静脈・経腸栄養療法のストラテジー
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    疾患特異的な栄養療法
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    熱傷患者
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                後藤 真弓
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                大友 康裕
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                辺見 弘
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1国立病院東京災害医療センター
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.272-274
                
                
                
                  発行日 1998年2月10日
                  Published Date 1998/2/10
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909228
                
                - 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●広範囲熱傷患者の救命に栄養管理は重要な位置を占め,患者の状態に即した集学的治療を要する.
●熱傷創の創傷治癒に伴う代謝亢進と蛋白異化亢進が起こるため,大量のカロリーを消費する.
●十分なカロリーの投与とともに,蛋白異化亢進に対して十分なアミノ酸投与を行う.
●投与経路としては,経口あるいは経管栄養に中心静脈栄養を併用する.特に腸管におけるbacterial translocationに起因した敗血症の点からも,経口・経管栄養を積極的に利用することが望ましい.
●必要エネルギーは,各種公式で算出されたカロリーだけでは決めにくい.間接熱量計などが使用できることが望ましいが,毎日の窒素バランス測定や体重測定により,栄養状態をモニターすることが重要である.

Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.


