今月の主題 内科臨床における“こころ”と“からだ”
臓器・疾患別にみた心身医療
気管支喘息,過換気症候群
佐藤 弥都子
1
,
村上 正人
1
1日本大学医学部内科学講座内科1
pp.2101-2104
発行日 2002年12月10日
Published Date 2002/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909191
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ポイント
気管支喘息と過換気症候群は,呼吸器心身症の代表的疾患である.
ともに長期管理においては,薬物治療のみならず,心理的アプローチが重要となる.
発作の繰り返しは,喘息では気道の非可逆的な構造変化から重症化につながり,また,過換気症候群ではQOLを低下させることとなるため,心身両面からのコントロールが必要である.
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