カラーグラフ 消化管内視鏡検査—知っておきたい基礎知識・20
大腸粘膜下腫瘍
宮崎 士郎
1
,
鶴田 修
1
,
豊永 純
1
1久留米大学医学部第2内科
pp.1417-1420
発行日 2002年8月10日
Published Date 2002/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908836
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消化管粘膜下腫瘍の定義1)は,「病変の主体が粘膜下層以深に存在し,その表面は周囲と同様の粘膜に覆われていて,なだらかな立ち上がりを呈する隆起性病変である」といえる.大腸粘膜下腫瘍は主に筋原性腫瘍や脂肪腫などの非上皮性腫瘍であるが,便宜上,上皮性腫瘍であるカルチノイドや非腫瘍性病変である腸管嚢腫様気腫症,子宮内膜症なども含めることが多い.
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