今月の主題 内分泌疾患の拾い上げとマネジメント
内分泌疾患のマネジメント—専門医のマネジメントが望ましい疾患
下垂体炎
永井 聡
1
,
木島 弘道
2
,
小池 隆夫
1
1北海道大学大学院医学研究科分子病態制御学講座
2国立療養所西札幌病院内科
pp.1328-1330
発行日 2002年8月10日
Published Date 2002/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908817
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ポイント
リンパ球性下垂体炎には,前葉炎と漏斗下垂体後葉炎があり,特徴的な画像所見を呈する.
前葉炎では下垂体機能低下症を,漏斗下垂体炎では尿崩症を呈する.
治療は低下したホルモンの補充療法を基本とするが,薬理量のステロイド投与の有効な例や自然回復例もある.
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