今月の主題 わかりやすいゲノム・再生医療の基礎・現状・展望
ゲノム医療の現状
癌の遺伝子診断
湯浅 保仁
1
1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科分子腫瘍医学
pp.416-418
発行日 2002年3月10日
Published Date 2002/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908608
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ポイント
癌化に関連する遺伝子には,癌遺伝子・癌抑制運伝子・DNA修復遺伝子があり,これらの異常として,点突然変異,塩基の欠失・挿入,染色体欠失,遺伝子増幅,メチル化などがある.
遺伝子診断により,癌の検出,癌の性質の判定などができるほか,遺伝性腫瘍では確定診断,保因者かどうかの発症前診断が可能である.
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