今月の主題 わかりやすいゲノム・再生医療の基礎・現状・展望
ゲノム医療の現状
高血圧の遺伝素因とその遺伝子診断—遺伝情報から発症リスクをどこまで予測できるか
檜垣 實男
1
,
勝谷 友宏
1
,
荻原 俊男
1
1大阪大学大学院医学系研究科生体制御医学専攻加齢医学講座
pp.420-423
発行日 2002年3月10日
Published Date 2002/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908609
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ポイント
単一遺伝子異常による高血圧症の原因遺伝子が明らかにされている.
本態性高血圧のリスクとなる遺伝子多型も数多く報告されている.
レニン-アンジオテンシン系遺伝子は最も重要な高血圧関連遺伝子である.
本態性高血圧の遺伝子診断は環境因子を考慮したリスク評価となる.
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