今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療
座談会
「慢性心不全治療ガイドライン」をめぐって
後藤 葉一
1
,
山科 章
2
,
久津見 恭典
3
,
百村 伸一
4
1国立循環器病センター心臓血管内科
2東京医科大学第2内科
3福井中央クリニック
4虎の門病院循環器センター内科
pp.1726-1738
発行日 2001年10月10日
Published Date 2001/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908342
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百村(司会)今日は先生方お忙しいところをお集まりいただきましてありがとうございます.
後藤先生は,菅弘之先生(国立循環器病センター研究所)のところでEmax,あるいは心機能の研究をされて多くの業績を挙げられ,今はかなり臨床にも関与されています.山科先生は聖路加国際病院で長年,臨床をされていて,今は東京医科大学第2内科の教授として,臨床・教育の両面で活躍されています.久津見先生は虎の門病院での研修の後,福井で循環器専門のクリニックを開設されました.クリニックではPTCA(経皮経管冠動脈形成術)までされるという,かなり専門的な実地医療をされています.本日は,それぞれの立場からご意見をいただきたいと思います.
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