今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療
治療の最前線
QOL改善をめざした運動処方
小池 朗
1
,
伊東 春樹
1
1(財)心臓血管研究所
pp.1687-1689
発行日 2001年10月10日
Published Date 2001/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908331
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ポイント
心不全患者の生命予後を最も規定しているのは運動耐容能である.最近の研究により,運動療法が心不全患者の運動能,QOL,生命予後を改善することが明らかになった.心不全患者の個々の運動耐容能に応じた適切な運動療法は心不全に対する治療法の一つとして,今後さらに認識が高まるものと考えられる.
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