Medicina(Tokyo) Volume 38, Issue 10 （October 2001）

medicina 38巻10号（2001年10月発行）

今月の主題新しい概念に基づいた慢性心不全診療

慢性心不全診療のnew paradigm

心不全治療のめざすもの—予後の改善か？　QOL改善か？百村伸一 ¹ ¹虎の門病院循環器センター内科 pp.1617-1623

発行日 2001年10月10日 Published Date 2001/10/10

DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908312

PDF(24648KB)

ポイント

　予後改善作用とQOL改善作用は必ずしも一致しない．

　経口強心薬は短期的にはQOLを改善する．

　QOL改善のための治療肢選択においては，患者の身体的側面のみならず社会的背景，情緒面も考慮する．

基本情報

電子版ISSN 1882-1189 印刷版ISSN 0025-7699 医学書院

透析液を再考する　予後とQOL改善のために中山昌明 , 種本史明 , 福士太郎東京医学社腎と透析
88巻 5号（2020年5月） pp.607-612
PDF(505KB)
- 有料閲覧
QOL改善をめざした運動処方小池朗 , 伊東春樹医学書院 medicina
38巻 10号（2001年10月） pp.1687-1689
PDF(13461KB)
- 有料閲覧
治療の進歩と予後の改善脇本直樹医学書院 medicina
47巻 13号（2010年12月） pp.2136-2138
PDF(248KB)
- 有料閲覧
慢性心不全の予後改善治療法としての運動療法牧田茂医学書院呼吸と循環
59巻 3号（2011年3月） pp.233-239
PDF(885KB)
- 有料閲覧
9．睡眠障害の改善は生命予後を改善する小池茂文日本メディカルセンター臨牀透析
33巻 8号（2017年7月） pp.1121-1127
PDF(318KB)
- 有料閲覧

心拍応答機能を用いた患者のQOL と予後改善効果菊池幹メジカルビュー社 Heart View
25巻 9号（2021年9月） pp.860-866
PDF(1588KB)
- 有料閲覧
生命予後とその改善田尻美寿々メディカルレビュー社 Pharma Medica
34巻 9号（2016年9月） pp.25-31
PDF(1181KB)
- 有料閲覧
高血圧の予後と治療による改善柴田博医学書院 medicina
22巻 8号（1985年8月） pp.1346-1347
PDF(6516KB)
- 有料閲覧
心不全患者の予後を改善する薬剤師の取り組み梶間勇樹 , 高井靖医薬ジャーナル社医薬ジャーナル
53巻 1号（2017年1月） pp.137-141
PDF(355KB)
- 有料閲覧
うっ血を取りきることは本当に心不全の予後改善につながるか？堀内優医学書院循環器ジャーナル
71巻 2号（2023年4月） pp.244-250
PDF(1616KB)
- 有料閲覧