今月の主題 内科医が知っておきたい外科的治療のUpdate
整形外科
特発性側彎症に対する手術
丸山 徹
1
1帝京大学医学部整形外科
pp.1203-1205
発行日 2001年7月10日
Published Date 2001/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908222
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ポイント
特発性側彎症の多くは思春期に発症する.
肋骨隆起により胸郭変形を知りうる.
胸郭変形が大きいと肺活量が低下する,
X線上Cobb角で側彎の大きさを表す.
Cobb角50度以上が手術対象.
手術の主流は後方矯正固定術.
手術による矯正率は50〜60%.
神経合併症の頻度は0.3〜0.7%.
手術範囲の脊柱の可動性の消失と,より尾側の変性変化が問題になる.
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