今月の主題 Hematological malignancy—診断と治療の現状と展望
治療の現状と展望
化学療法
多発性骨髄腫の治療指針
原 朋子
1
,
小阪 昌明
1
1徳島県立海部病院内科
pp.228-231
発行日 2001年2月10日
Published Date 2001/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907995
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ポイント
多発性骨髄腫は,早期診断後に治療を開始しても生存期間の延長は望めず,有症状になってから治療を開始すべきであるが,通常の化学療法では治癒は望めない.
現在もMP療法が標準的治療法である.
今後は,移植を併用した超大量化学療法により生存期間の延長が期待される.
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