今月の主題 膠原病・リウマチ性疾患
血管炎
巨細胞動脈炎とリウマチ性多発筋痛症
城所 望
1
1市立舞鶴市民病院内科
pp.1767-1769
発行日 1998年10月10日
Published Date 1998/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907017
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●巨細胞動脈炎(GCA)とリウマチ性多発筋痛症(PMR)は,50歳以上の高齢者にみられる疾患である.
●高齢者の頭痛,発熱,視力障害の原因疾患の一つとしてGCAを念頭に置く必要がある.
●PMRでは首,肩,腰・大腿部の痛みとこわばりが主症状であるが,GCAを合併することがある.
●GCAの診断の遅れは失明の危険性を伴うので,早期発見.早期治療が大事である.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.