特集 全国助産婦学生研究論文集・2
妊婦の服装について
名越 民江
,
尾崎 茂子
,
高野 みち子
,
浜田 由美子
,
金谷 光子
,
羽根田 直美
1
,
向田 令子
1
,
松居 博子
1
,
井上 真由美
1
,
宮内 優子
1
,
槇田 恵子
1
,
三葛 やよい
1
,
蓮間 礼子
1
,
大城戸 緑
1
,
荒井 美晴
1
,
林田 美保
1
,
石原 アイ子
1
,
吉本 妙
1
,
大橋 あや子
1
1大阪大学医学部付属助産婦学校
pp.161-165
発行日 1974年3月25日
Published Date 1974/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204675
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1.はじめに
最近,経済生活が豊かになるにつれ,各種の衣料品が豊富に出まわり,その上女性のおしゃれ心理も手伝ってか,妊婦の服装に対する関心が高まってきている。特に妊婦服は,広く普及しているが,腹帯については一部で不要論もあり,その目的すら理解せず,半ば信仰的に戊の日に着帯するのも多いように思われる。一方,下着や靴はコマーシャルベースにのって市販されているものの,その普及度はあまり知られていない。保健指導にあたるものはこのような妊婦衣料に深い認識を持つべきで,このことはいうまでもない。今回私たちは,今後の保健指導に資する目的で,まず現状把握を試みるため,妊婦の服装に関する調査を行なったので,ここにその概要を報告する。
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