今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave
いま,そこにある自己免疫性肝疾患
診断の実際と臨床医の疑問点
自己免疫性肝疾患は病理組織でどこまで診断できるか
内田 俊和
1
1日本大学医学部第1病理
pp.57-59
発行日 1998年1月10日
Published Date 1998/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906625
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●自己免疫性肝炎では虚脱,小葉間胆管の消失,多数の形質細胞の浸潤をみることがある.
●原発性胆汁性肝硬変では壊死炎症反応が必発し,門脈域に肉芽腫,多数の形質細胞・好酸球が認められたり,肝細胞に銅結合蛋白が沈着したりする.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.