今月の主題 見逃しやすい内分泌疾患
下垂体疾患
尿崩症
大磯 ユタカ
1
1名古屋大学医学部第1内科
pp.1632-1634
発行日 1999年10月10日
Published Date 1999/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906211
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●中枢性尿崩症はバゾプレシン分泌低下により発症し,多尿,口渇,多飲を主徴とする.
●水代謝状態は高張性脱水に傾き,血清Naや血漿レニン濃度は正常上限〜高値となりやすい.
●確定診断は,機能診断には高張食塩水負荷試験が,画像診断にはMRIが必須であり,背景疾患の検索を忘れてはならない.
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