今月の主題 検査異常から考える血液疾患
血液疾患・病態へのアプローチ
白血球の異常
単球・マクロファージ系の異常
鈴宮 淳司
1
,
田村 和夫
2
,
菊池 昌弘
1
1福岡大学医学部第1病理
2福岡大学医学部第1内科
pp.635-637
発行日 1999年4月10日
Published Date 1999/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905991
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●細胞学的検査では,単球は非特異的エステラーゼであるα-naphthyl butyrate/acetate esterase染色陽性であり,これらは単球の同定に重要である.
●単球増加症の鑑別診断で重要なことは,増加している単球が反応性か腫瘍性かの鑑別である.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.