1ページの知識 血清
マクロファージ
水谷 昭夫
1
1京府医大臨床検査部
pp.477
発行日 1970年5月15日
Published Date 1970/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906784
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抗体産生の機構に関しては,従来諸家によるさまざまの学説があり,その真相についてはいまだ明らかでない.
Burnet一派を旗がしらとするいわゆるクローン選択説(clonal selection theory)と,PaulingやHaurowitzの名前と結びついたタンパク質化学を土台とした抗原指令説(instructive theory)との間の論争が,活発に展開されているようにみうけられるが,われわれはこれらの問題に対する早急な結論を求めることにのみ目をうばわれてはならない.
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