増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
神経・筋疾患治療薬
抗血小板薬
パナルジン(第一)
内山 真一郎
1
1東京女子医科大学附属脳神経センター神経内科
pp.201
発行日 1996年11月30日
Published Date 1996/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905533
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臨床薬理
●作用機序:血小板膜ADP受容体を阻害することにより,ADP受容体・Gi蛋白複合体によるアデニル酸シクラーゼのダウンレギュレーションを阻害し,cyclic AMPを高値に保つことによりGPII b/IIIaへのフィブリノゲンの結合を阻害して,ADP依存性の血小板凝集に対する特異的な抑制作用を発揮する.
●血中濃度モニタリング:日常臨床上,必要になることはない.
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