グラフ 高速CTによるイメージング・7
肺の実質性病変
鈴木 孝司
1
,
甲田 英一
1
,
平松 京一
1
1慶應義塾大学医学部放射線診断科
pp.1605-1610
発行日 1996年8月10日
Published Date 1996/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905244
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高速CTの長所は,短時間で多数の連続したデータを得ることができるところにあると考えられる.この長所を生かし,肺の病変に対してもいろいろな試み1)がなされている.特に肺実質の腫瘍性病変や気管支病変に対する応用はかなり広いものがある.これらについては,本連載で国立がんセンターの小室先生,栃木県立がんセンターの森先生が詳しく解説されると思うので,この項では肺の実質性病変を広い意味に解釈し,お二人の先生が言及されないと思われるその他の肺病変の中で,高速CTが有用と思われた症例を供覧する.もし重複があった場合はご容赦願いたい.
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