今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス
内科医が早めに皮膚科にコンサルテーションすべき疾患
褥瘡
村木 良一
1
,
宮地 百子
1
1国立霞ケ浦病院皮膚科
pp.716-719
発行日 1996年4月10日
Published Date 1996/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905057
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ポイント
●褥瘡は高齢で寝たきり,意識障害などを伴う症例にしばしばみられる疾患であり,一度生じると極めて難治で,早期より適切な治療を行うことが必要である.
●本症の治療・予防には,十分な栄養補給,日常生活動作の拡大などの全身管理,圧迫の回避,局所の清潔などの局所管理が大切である.
●病期・重症度に応じて,適切な局所外用剤を選択する必要がある.
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