今月の主題 外来診療でここまでできる
血液疾患・感染症
真菌症(2)—白血病患者のカンジダ肝膿瘍
淡谷 典弘
1
,
木崎 昌弘
1
1慶應義塾大学医学部内科
pp.1716-1717
発行日 1997年9月10日
Published Date 1997/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904676
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ポイント
●外来診療への移行を検討する際には,白血病が寛解もしくは病勢コントロールが可能なことが条件である.
●投与法として,fluconazoleの経口,amphotericin Bの大量経口投与あるいは経門脈投与がある.
●患者の全身状態や薬剤への感受性・反応性を考慮し治療法を決定する.
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