Diagnostic and Interventional EUS-現状と将来展望
EUS下胆道ドレナージ 経胃的アプローチを中心に
洞口 淳
1
,
藤田 直孝
,
伊藤 啓
1仙台市医療センター仙台オープン病院 消化器内科
キーワード:
外科用器具
,
ステント
,
穿刺
,
超音波内視鏡検査
,
胆道ドレナージ
Keyword:
Punctures
,
Surgical Instruments
,
Stents
,
Endosonography
pp.1745-1752
発行日 2013年11月20日
Published Date 2013/11/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2014055621
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経胃ルートのEUSガイド下胆道ドレナージ(ESBD)には,hepaticogastrostomy(EUS-HGS)とantegrade biliary drainage technique(EUSAG),およびrendezvous technique(EUS-RV)がある.EUS-HGSの手技的成功率は91~100%,EUS-AGおよびEUS-RVは44~84%と報告されている.早期偶発症に関しては,EUS-HGSでステントmigrationに続発した胆管炎や胆汁性腹膜炎の報告がみられる.今後ESBDは,専用の処置具の開発が進み安全性,確実性が確立できれば,さらなる発展が期待される.
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