“ホッ”とspot
補体検査はC3,C4,CH50を一緒に
野城 宏夫
1
1岩手県立中央病院第2内科
pp.312
発行日 1995年11月30日
Published Date 1995/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904096
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日常の一般診療では,補体が活躍する場合は少ないが,膠原病,血液疾患,腎疾患診療では不可欠の検査である.また,補体はacute phase reactantであるので,炎症が存在するときに低補体を呈するのはただならぬことと考えたほうがよい.不明熱の症例にもぜひ検査すべきである.さらに,C3,C4,CH50は必ず一緒に検査するべきである.
研修医時期に,次のような症例を経験した.
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