増刊号 Common Disease 200の治療戦略
呼吸器疾患
好酸球性肺炎
東田 有智
1
,
村木 正人
1
,
中島 重徳
1
1近畿大学医学部第4内科
pp.302-304
発行日 1995年11月30日
Published Date 1995/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904091
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好酸球性肺炎は1969年,Libbow & Carrington1)によって末梢血中好酸球増多の有無にかかわらず,肺組織内に好酸球浸潤を認める肺疾患の総称として定義された疾患である.1952年,Redder & Goodrich2)の提唱したPIE症候群(pulmonary infiltration with eosinophilia)が末梢血好酸球増多を伴う肺浸潤影を呈する一群の症候群であるのに対して,より広義の意味で呼ばれている.
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