今月の主題 脳卒中
脳卒中急性期の治療
くも膜下出血急性期の治療
永田 泉
1
,
宮本 享
1
,
菊池 晴彦
1
1京都大学医学部脳神経外科
pp.2238-2240
発行日 1995年11月10日
Published Date 1995/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903943
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ポイント
●手術までは再破裂の防止が最も重要である.
●発症6時間以内は再破裂の危険が大きい.
●Hunt & Kosnik分類でgrade 3〜4までが早期手術の対象となる.
●直達手術はできれば発症3日以内に行ったほうがよい.
●約30%で症候性脳血管攣縮が発生する.
●亜急性期〜慢性期の正常圧水頭症には脳室腹腔吻合術を行う.
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