今月の主題 ブレイン アタック―超急性期から維持期まで
脳卒中の治療戦略
脳出血の治療
くも膜下出血の急性期治療と外科適応
塩川 芳昭
1
1杏林大学医学部脳神経外科
pp.1158-1160
発行日 2003年7月10日
Published Date 2003/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102122
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ポイント
・くも膜下出血のほとんどは脳動脈瘤の破裂が原因である.
・初回出血により,約半数は治療の対象とならないほど重篤化する.
・初期診療では,早期の診断確定と再出血予防への配慮が重要である.
・外科治療(手術,血管内治療)の目的は再出血の防止である.
・動脈瘤処置後は脳血管攣縮予防が治療の中心となる.
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