今月の主題 呼吸器疾患の画像診断
胸部CT
網状粒状病変
成井 浩司
1
1虎の門病院呼吸器科
pp.1789-1793
発行日 1995年9月10日
Published Date 1995/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903845
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ポイント
●高解像CTによるびまん性肺疾患の画像診断は,日常臨床においても重要な役割を担うようになった.
●高解像CTは,病変の性状,分布を明確にすることができ,疾患に特異的な所見から,かなり高い確率で確定診断ができるようになった.
●二次小葉を基にした病変の分析を行い,診断をする.
●網状粒状病変をきたす疾患には,特発性間質性肺炎,膠原病肺,びまん性汎細気管支炎,転移性肺腫瘍,粟粒結核,サルコイドーシスなどがあげられる.
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