今月の主題 呼吸器疾患の画像診断
胸部CT
胸部CTの正常所見
品川 丈太郎
1
,
近藤 一男
2
,
金子 昌弘
2
1川崎幸病院循環器科
2国立がんセンター中央病院内視鏡部
pp.1785-1788
発行日 1995年9月10日
Published Date 1995/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903844
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ポイント
●CTは濃度分解能に優れ,死角が少なく,縦隔内の観察,淡い陰影の発見に有効である.
●胸部CTの依頼には造影剤使用の要否,スライス厚,表示条件,画像処理の方法の指定が必要である.
●被曝量の多さ,低処理能力は高速螺旋CTの登場で解決し,検診にも利用可能である.
●各種の画像処理や自動診断の,さらなる進歩が期待されている.
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