今月の主題 消化器疾患の画像診断
画像診断の応用—現況と将来
PET
伊藤 健吾
1
,
加藤 隆司
1
,
太田 豊裕
1
,
田所 匡典
1
,
石垣 武男
1
1名古屋大学医学部附属病院放射線科
pp.94-98
発行日 1995年1月10日
Published Date 1995/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903462
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ポイント
●PET(positron emission tomography)による消化器腫瘍の診断に最も多く用いられている放射性薬剤は18F-2-fluoro-2-deoxy-D-glucose(FDG)である.
●対象とされるのは膵臓癌,直腸癌局所再発,肝臓癌などである.
●①良・悪性の診断,②進展範囲の診断,③治療効果および予後の判定,などにおいて,US,CT,MRIでは得られない診断情報が期待されている.
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