今月の主題 消化器疾患の画像診断
基本的な画像診断—適応と限界
RIシンチグラフィ
越智 宏暢
1
,
塩見 進
2
1大阪市立大学医学部核医学
2大阪市立大学医学部第3内科
pp.66-69
発行日 1995年1月10日
Published Date 1995/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903457
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ポイント
●肝シンチグラフロはびまん性肝疾患の診断には有用であるが,限局性小病巣の診断は超音波,X線CT検査に比し劣る.
●肝・胆道シンチグラフィは肝の形態と同時に機能の観察が可能で,ビリルビンが高値の症例においても施行可能である.
●消化管出血シンチグラフィは,特に異所性胃粘膜を有するメッケル憩室の診断に有用である.
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