今月の主題 狭心症—診断と治療の進歩
トピックス
DCAから得られた動脈硬化像
笠行 典章
1
,
上田 真喜子
1
1大阪市立大学医学部第1病理
pp.2627-2629
発行日 1994年12月10日
Published Date 1994/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402903435
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ポイント
●DCAの際に得られる組織材料は,ヒト動脈硬化病変や再狭窄病変のメカニズムの解析に有用である.
●DCAの組織標本には,陳旧性動脈硬化病変,新生内膜,血栓あるいはその反応性組織など多彩な病像がみられる.
●新生内膜は再狭窄病変において極めて高率に認められるが,時に新規狭窄病変でも見いだされる.
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