今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス
病態別栄養管理と指導の実際
胃十二指腸潰瘍
吉田 昌
1
,
大谷 吉秀
1
,
熊井 浩一郎
1
,
北島 政樹
1
,
中島 正暢
2
1慶應義塾大学医学部外科
2杏林大学医学部第1外科
pp.1175-1177
発行日 1994年6月10日
Published Date 1994/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902781
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ポイント
●消化性潰瘍の活動期において禁食は不利な点が多く,高蛋白,高カロリーが望ましい.
●出血性潰瘍に対しては,露出血管が存在する時期には慎重を要するが,原則として高蛋白,高カロリーが望ましい.
●嗜好品のなかでは喫煙が最も潰瘍の発生・再発と関連が深い.
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