発行日 2002年9月1日
Published Date 2002/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003054995
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著者等はsentinel lymph node(SN)検索を行い136/138(98.6%)という高い正診率を示し,SN navigation surgeryが胃癌縮小手術のリンパ節郭清レベルの決定に有用な補助診断になりうる可能性を示している.今後,さらなる手術方法の発達より腹腔鏡手術はより簡便・安全・迅速になり,安定した早期胃癌手術として定着すると考えられる.熟練した内視鏡外科医のもとでの早期胃癌への腹腔鏡手術の標準術式化に先がけて,早期胃癌に対する適応選択基準と,より簡便・安全な手術の確立が急務の課題である
©Nankodo Co., Ltd., 2002