今月の主題 臨床医のための血液疾患の理解
多血症へのアプローチ
真性多血症の最近の治療
大屋敷 一馬
1
,
外山 圭助
1
1東京医科大学第1内科
pp.522-523
発行日 1994年3月10日
Published Date 1994/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902638
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ポイント
●他の多血症をきたす疾患を完全に除外し,真性多血症(PV)の診断を下す.
●治療に重要なことは患者の年齢および血栓症のリスクである.
●ヘマトクリット値は45%以下を保つ.
●50歳未満の患者で血栓症のリスクがない場合は潟血のみでコントロールする.
●50歳以上の患者では血栓症のリスクを考慮しながらhydroxyurea投与と潟血の組み合わせでコントロールする.
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