今月の主題 循環器疾患の画像診断
何を診断できるか—適応と限界
IVDSA
天羽 健
1
,
荒木 力
1
1東京大学医学部放射線科
pp.2304-2305
発行日 1993年12月10日
Published Date 1993/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902518
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●血管造影の中でも,比較的簡単に行われるIVDSAについて,大動脈系の疾患と静脈系の疾患に分けてまとめる.
●大動脈系の疾患では,胸部大動脈瘤や大動脈解離が代表的なもので,IVDSAとともにCTやMRも総合的に使われる.
●静脈系の疾患では,上大静脈症候群の際,IVDSAで有用な所見が得られることがある.
●しかし,IVDSAはある程度の時間は必要で,侵襲性のある検査であることを忘れてはならない.
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