講座 MRIの基礎から臨床応用
IVR-MR
荒木 拓次
1
,
南部 敦史
1
,
荒木 力
1
1山梨医科大学放射線科
pp.807-812
発行日 2001年11月15日
Published Date 2001/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900359
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
IVR(interventional radiology)[注1]は診断技術であるX線透視,超音波,CTなどの画像を穿刺,ドレナージ,内瘻化,塞栓,拡張などの治療に応用していくものである.画像診断の目覚ましい進歩とともに,IVRは急速に発展し日常診療に普及,浸透した.このIVRに用いる画像としてMRIを導入したものがIVR-MR (interventional MRI,MR interventionなどとも呼ばれる)である1~3).
今回は筆者らの施設で行われた研究,臨床応用例を中心にIVR-MRについて解説する.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.