今月の主題 抗生物質の使い方 1993
抗生物質の選択と投与の基本
ナロースペクトラム抗生物質選択の臨床状況
和田 光一
1
,
荒川 正昭
1
1新潟大学医学部第2内科
pp.1210-1212
発行日 1993年7月10日
Published Date 1993/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402902162
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●ナロースペクトラム抗生物質は,起炎菌が決定された症例でのみ選択される.
●嫌気性菌に抗菌力の弱いナロースペクトラム抗生物質は,ヒトの常在細菌叢を乱さず,長期間使用しやすい.
●MRSA感染症におけるVancomycin(VCM)のように,広域抗菌剤の谷間をうめる狭域抗菌剤は重要である.
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